いつもお世話になっております。SISC事務局です。

今年度の雇用関係助成金で注目が大きかった、『介護支援取組助成金』ですが、6月24日以降早くも支給要件が変更されます。

1 仕事と介護の両立に関する 実態把握(アンケート調査)

2 介護に直面する前の労働者へ の支援(社内研修・制度周知)

3 介護に直面した労働者への支援 (相談窓口の設置・周知)

以上の取組をすれば、1社あたり60万円が支給される、ということで、多くの会社・法人などで申請が殺到していたかと思います。

24日以降、上記についてそれぞれ細かい条件が加わるとともに、

4 制度設計・見直しの実施 <育児・介護休業法に定める介護関係制度について、法律を上回る制度を導入す ること(上記2、3より前に実施すること)>。

5 働き方改革 (年次有給休暇の取得促進 や 時間外労働時間の削減 について、1~4に取り組んでから 3か月間経過後、一定水準以上の実績 があること。 )

という2要件が加わります。

これからは5 実績要件 も加わるため、1~3の取組さえ行えばだれでも申請できる、というこれまでの傾向から、一気に対象企業・法人等が減るものと思います。

22日水曜日までに1~3を実施し、23日木曜日には支給申請をだせば、現要件の下での適用となります。

詳細:http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/kaigo-henkou_3.pdf